当NPO法人東名縄文の会は、下記の経過を経て設立されました。
佐賀市の水害対策の為に、巨勢川調整池を国交省が建設することとなり、その調整地の掘削の段階で、国内最古の湿地性貝塚「東名遺跡」が発見されました。
この東名遺跡と巨勢川調整池の利活用について、金立・高木瀬・兵庫の代表者が集まり、2005年1月「巨勢川調整池利活用懇談会」が結成され、その後会議の名称を「ゆめ会議」とし、さまざまな活用法が話し合われました。
しかし、巨勢川調整池の完成を間近に控え、構想を具体化する為には、国交省や佐賀市と諸課題を協議する事務局を持つ団体を発足させなければならないとして、2008年2月に「徐福・湿原の森づくり会」を立ち上げました。
その後の協議により、2009年4月、当会をNPO法人とし、2010年5月愛称の一般公募により、東名遺跡展示場を「東名縄文館」、巨勢川調整池を「縄文の湖」としました。
更に2017年5月18日第9回定期総会において、活動の主体が「東名遺跡」であることから、会の名称を「東名縄文の会」とし、7月19日付でNPO法人の変更登記を行い、名称は「NPO法人東名縄文の会」となりました。
現在は下記を活動の中心としています。
東名縄文館の管理案内事業
縄文の湖の利活用事業
薬草の里づくり事業その他
特に東名遺跡は、国内最古の湿地性貝塚として国内最古の網かご731点を発掘するなど、貴重な遺跡であり、東名縄文館の充実、管理案内に力を注いでいます。
縄文の湖の利活用については、現在、グラウンドゴルフ、少年サッカー、ウォーキングで定期的に利用されており、今夏は「じょうもんのうみ夏祭り」を実施しました。
薬草の里づくりについては、とうもろこし栽培を手掛けております。
私たちの目指すところは、地域の発展であり、特に、佐賀市の金立・高木瀬・兵庫の3町を中心に地元に密着した活動を心がけております。
まずは、東名縄文館へのご来館をお待ち申しあげます。
NPO法人東名縄文の会
理事長 江 島 德 太 郎